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ハイランド Kカーミーティング2014 with HOT-K FINAL


開催日:2014.8.3 場所:仙台ハイランドレースウェイ 主催:Hi-RaC http://www.aobagolf.jp/race/ 軽耐久の草分けともいえるイベント
サーキット閉鎖により長い歴史に幕

 9月15日を以て営業を終了する仙台ハイランド。全国的な盛り上がりをみせる軽自動車による耐久レースの先駆けとして、10年を軽く超える歴史を誇るKカー耐久も、残念ながら今回が最後となってしまう。そのためエントリーは近年で最大の54台、同時開催のフリー走行&模擬レースも驚異的な台数だった。天候が荒れることでも知られる仙台ハイランドだが、この日は幸いにして気温こそ高いが朝から晴天のまま。参加者たちにも「最後のレースをキレイに終えよう」という雰囲気が漂い、トラブルでセーフティカーが入ることもなく3時間のレースを終えることができた。なお来シーズンからは東北660選手権の大会事務局が、代替イベントとしてエビスサーキットやスポーツランドSUGOでの開催を模索中。まだ詳細は決まっていないが、情報が入りしだい当サイトでも告知する予定だ。スプリントとは違った魅力の耐久レース、コースが変わっても盛り上げていきたい!


■1クラス

 旧規格&過給器つきの1クラス。1.6ℓ勢に匹敵するタイムを叩き出すハイチューン車両も多い。予選トップはマシンを大幅に仕様変更した『スズキJ宮城&高橋Rカプチーノ』だ。なんと真夏にもかかわらず2分7秒台の前半をマークし、2番手には久しぶりの参戦となる『BSW・AZ1ハイランドよ永遠に…』、3番手には常勝チーム『RSサイトウ アルト』が続く。しかし決勝は速さと燃費とバランスに優れるRSサイトウがトップを奪取、最終的には同一周回ながらスズキJ宮城に24秒の差をつけてトップチェッカー。3位にはなんと北海道から遠征してきた『Next カプチーノ』が入賞し、4位には常連の『クルーズ FightでPon』。表彰台こそ逃したものの、かつてシリーズチャンピオンを獲得した『SSサンユーアルト1号機改』など、一時代を築いたマシンたちが数多く参戦して、さながらオールスター戦のような様相となった。決勝のベストラップはスズキJ宮城の2分9秒334。


■2クラス

 2クラスは旧規格のNAによって争われる。予選でワンツーを決めたのは、お馴染みワコーズカラーのトゥデイ2台。ポールが『チームワコーズ八戸BS久保』、2番手が『チームワコース八戸BS久保若社長号』、さらに3番手も『キャブパワー team U★G』とJA2トゥデイが上位を独占した。4番手からはすべてビートが占めており、実質的にホンダのワンメイク状態だ。決勝もワコーズカラーの2台が常にリードし、予選と変わらないポジションでフィニッシュ。3位にはトゥデイだけにいい思いはさせないと、『CAL☆RACERビート』が同一周回で入賞する。


■3クラス

 旧規格の過給器つきではあるけど、ナンバー付き車両だけの3クラス。予選で余裕のポールポジションを獲得したのは、常連の『Team83DXLワークス』でタイムは2分19秒178だ。2番手も同じく常連の『DXアキタTHSカプチーノ』、3番手には『TS桧、デーリック』と続く。ただし予選タイムにはかなりの開きがあるため、不慮のトラブルがなければTeam83が逃げ切るだろうと予想された。決勝はそのとおりの展開となり、総合でも12位に食い込んだTeam83が5周もの差を付けて優勝を飾った。ただしマシンは昨シーズンの最終戦で横転しており、コツコツとチーム員が力を合わせて修復。復帰戦に見事な花を添えることができた。


■4クラス

 4クラスは旧規格のNA、さらにナンバー付き車両に限定。ただし新規格NAも車両規定が一緒であれば参加することができ、「トゥデイなどホンダ勢に挑戦したい」と東北660選手権で活躍する、Aガレージの『AGR Moty's ミラ2号』がエントリーしてきた。予選は昨年のチャンピオン、『CPSコロリンシュウマイODJ』が貫禄の速さでポール。しかしAGRも約2秒差で2番手と食い下がる。3番手は『WRC+be-inビートSP4』で、ココまでが2分30秒以下で実質的に勝負権のある範囲だろう。決勝はCPSが常にリードを保ちそのまま優勝かと思われたが、残り15分ほどでガス欠症状が発生しピットイン。燃料タンクの大きいAGRは最初から無給油を考えており、最後の最後で逆転し大金星を挙げることになった。さらにもう1台の新規格、『TGMC』のHA24Vも5位ながら無事に完走を果たす。


■5クラス

 新規格の過給器つき車両だけの5クラス。エントリーは3台といささか寂しかったが、予選でポールポジションに輝いた『オートリサーチ米沢』のアルトは、2分22秒で総合でも13番手となかなかのタイムだ。2番手はL260Sの『チーム3亀頭』と3番手はHA12Sの『アルトワークスIE』、コチラはタイムも約0.5秒差なので面白いバトルになりそう。決勝ではやはりオートリサーチ米沢が圧倒的なリードを作り、総合23位でクラス優勝を飾る。注目の2位争いはチーム3亀頭が約40秒の差をつけてフィニッシュ。今回の台数は少なかったが、新規格の過給器なら新旧コペンも参加できるので、将来的には間違いなく盛り上がるに違いない。


■6クラス

 新規格のNAということで、車両のほとんどが東北660選手権のエントラントとなった6クラス。台数も24と全体の半数を占めている。予選の上位は東北660選手権でも凌ぎを削っているメンツが独占。ポールは『バックヤードファクトリーエッセ』、2番手は『AGR Moty's ミラジーノ1号』で、両チームのAドライバーは東北660選手権の1クラスでもシリーズチャンピオン争いの真っ最中だ。3番手には『バックヤードファクトリーピンクアルト』、それ以降も『関東おっさんレーシングミラ』『バックヤードファクトリーミラ』が続く。決勝もトップ2台が激しくせめぎ合う展開となったが、AGRがハブボルトのトラブルで泣く泣くリタイヤを喫してしまう。しかしバックヤードエッセの優勝で決まりと思いきや、終盤に入ったところで何と接触。マシンはピットに戻れずリタイヤし、同チームのバックヤードアルトがLSDもない仕様ながら優勝した。2位は『KRG・JS・MRS・アルト』が、そして3位は関東おっさんレーシングと、いずれも東北660選手権のマシンが表彰台を独占。なおバックヤードアルトは総合でも10位に食い込んだ。

■PHOTO

■RESULT

●フリー走行模擬レース予選 ●フリー走行模擬レース決勝 ●耐久レース予選 ●耐久レース決勝

更新日:2014/9/12(佐藤 圭)
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