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HOT-Kチャレンジカップ 東北660選手権 第2戦


開催日:2014.7.13 場所:スポーツランドSUGO
主催:東北660選手権・大会事務局/スポーツランドSUGO http://www.sportsland-sugo.co.jp
路面はドライからウエットへと変化
それでも揺るがぬ凄腕の上位陣たち

 開幕戦に引き続き、スポーツランドSUGOで開催された第2戦。エントリーはまたもや50台オーバー、3クラスがもっとも多いのは変わらないが、1/2/4クラスも10台近くがコンスタントに揃うようになってきた。数は50〜55台の間で固まりつつあるなか、毎回のように新規エントラントがいる点にも注目。「無理にシリーズ参戦するのではなく、時間と予算の許す範囲で、細く長く楽しんで欲しい」という、東北660選手権を企画して以来のコンセプトが、広く浸透してきた証拠といえるだろう。レース当日は練習走行と公式予選がドライで、決勝を迎える頃にはウエットに変わる非常に難しいコンディション。そのため安全を最優先し、スタート方式がスタンディングからローリングへと変更された。台また今回は女性ドライバーが2名。エッセの金島典子は開幕戦にエントリーした金島敏和と、夫婦で1戦ごとに交代しながらレースを楽しんでいるという。また2年前にGプロジェクトのATツインで参戦した、菅原由香里が今度は自身の愛車を仕上げて復活した。しかもマシンはATのラパンと、東北660選手権では初めてとなる車両。このようにベース車が豊富に存在するのも、4クラスならではの魅力である。


■1クラス

 開幕戦の第1ヒートは大橋正澄、第2ヒートはアネザキが制した。ただし第1ヒートのほうが与えられるポイントは多いため、シリーズ争いとしては大橋が一歩リードしている状態だ。予選は必勝を期したアネザキがポールポジション、2〜3番手はトモキとアベが続きAガレージ勢がトップを独占する。大橋は4番手スタートとなるが、レース経験の豊富さは全エントラントのなかでも確実にトップ。そうやすやすとアネザキを逃すはずがない。決勝はその予想どおり、絶妙なスタートを決めた大橋がまずはアベ、続いてトモキをかわし2位に浮上。そのままアネザキとの一騎打ちに持ち込むが、アネザキはドライ用に減らしたタイヤだったせいもあり、思うようにペースが上がらず逆転を許してしまう。優勝はファステストラップもゲットした大橋、アネザキは悔しい2位、3位はアベという結果に。今回から1クラスに移った高松憲次は、マシントラブルで残念ながら決勝進出ならず。


■2クラス

 シリーズポイントでは狩野治が抜け出した2クラス。しかし予選ではバックヤードファクトリーの渡邊勝洋が僅差でポールを獲得し、狩野は2番手からスタートとなる。3番手はヴィッツレースでチャンピオン経験があり、バックヤードファクトリーのレンタル車両で参戦する池田照重、4番手は若干20歳ながらカートレースの経験も豊富な高橋和矢。決勝は1クラスと3クラスも巻き込んだトップ集団のバトルが勃発するなか、狩野が渡邊をパスし約0.3秒差で逃げ切り連勝を飾った。高橋も途中までは表彰台を十分に狙える位置だったが、痛恨のオーバーステアで姿勢を乱して後退。結局3位には6番手スタートのてらちゃん、4位には開幕戦に続き岡崎良紀、高橋は5位フィニッシュという結果だった。「ハイランドは軽量なアルトが有利。なのでSUGOは落としたくない」と話していた狩野、まだまだ油断はできないがシリーズチャンピオンに向けて大きく前進できたといえるだろう。


■3クラス

 ハイグリップタイヤが使えない3クラス。しかしセカンドラジアルは転がり抵抗が小さいため、直線の長いSUGOでは上位クラスを食うことも十分に可能だ。その証拠に予選でポールを獲得したヨネモリは、総合でも6番手に食い込むタイムを叩き出した。2番手はセ界の金田、3番手は初参戦の渡部智也と関西からの遠征組が続くも、渡部はコースアウトしマシンにダメージを負いリタイア。そのため実質的な3番手はまだ大学生の土屋耕太という結果に。決勝ではヨネモリがさらに魅せる。タイヤ選択が当たったせいもあるが、1クラスで同じチームのアネザキらをパスして独走。総合トップの大橋にこそ届かなかったものの、クラス優勝に加え総合2位という下克上をやってのけた。準優勝だったセ界の金田も1クラス勢を押しのけて総合9位、3位には予選5番手からスタートした菊地哲也が土屋をかわし、嬉しい初表彰台となった。シリーズはヨネモリとセ界の金田に絞られたか!?


■4クラス

 AT&CVTの4クラス。一昨年は総合でも上位に食い込む速さをみせた倉島直典だが、今回はマシンが不調でタイムが伸びず予選4番手に沈んだ。ポールポジションはバックヤードファクトリーの椎根克彦で、2番手は東郷禎史、3番手はAガレージのメンバーとして昨年から参戦するキクチン。昨年のチャンプ長谷川清弥は走行中にリヤタイヤが脱落、惜しくもリタイヤとなってしまう。決勝は椎根と東郷が抜きつ抜かれつのバトルを展開、最後まで目が離せないバトルだったがトップチェッカーを受けたのは椎根。シリーズポイントは東郷がリードするものの、1ポイント差で椎根と倉島が続いている。関西から遠征の東郷がこのまま逃げ切るのか、数々の公式レース経験を持つ椎根と倉島が意地を見せるのか。また今回からは、昨年まで3クラスの山田敬裕がミライースに乗り換えて新規参入してきた。


■コンソレーション

 予選を通過できなかった車両で争われるコンソレーション。優勝したイズミは開幕戦でクラス3位に入っているが、マシントラブルにより予選をマトモに走行できず予選落ちに。2位は初参加の守本慎史、3位は兄弟対決を制した小野純也、4位は小野晃弘の順でフィニッシュした。なお5位の海苔屋風間と7位の金島、8位の赤堀智一も初参戦だ。ウエット路面ながら事故なくレースを終えることができた。

■RESULT

●予選  ●決勝  ●コンソレーション

更新日:2014/9/10(佐藤 圭)
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